私たちの新規事業・事業立て直しを伴走支援するサービス”営業の伴走さん”は、代表である私の“手痛い失敗”から生まれました。売上を落とし、新規事業に失敗し、独りよがりだったと気づくまでの物語です。そしてこの失敗こそが、いまの支援の原点になりました。希望という名のプロダクトアウト起業から8か月。ワクワクと「この業界は斜陽化するかも」という焦りが同居していました。技術力はなく、企画力とデザイン力を武器に受託だけを行っていた私は、「自分たちのサービス」を必死に考えていたのです。そんな折、あるアプリに触れて「これなら事業化できるかも」と感じました。タブレットを営業が持ち始めた時代背景、「プレゼンが苦手な営業」の話を聞いていたことも重なり——商品パンフのデータから“プレゼンできる電子パンフレット”を作る事業はイケる、と希望を持ってしまった。振り返れば、市場ニーズから始めるマーケットインではなく、完全にプロダクトアウト。私は「これは売れるはずだ」と思い込み、既存事業を他のメンバーに任せ、結果として4か月間、売上を生まない新規事業に邁進してしまいます。勝手な期待と、冷たい現実開発に約2か月、販促準備に1か月。いざ営業。知人伝手で商談を取り付け、各社向けにプロトタイプを用意して臨みました。約10社回って、契約はゼロ。想定していなかった課題をいくつも指摘されました。いま思えば当然です。顧客の話を聞かず、「売れるはず」という思い込みで開発を進めたら、顧客の現実の課題を拾えるはずがない。そこで初めて、自分が独りよがりだったと痛感しました。「良いものを作れば売れる」という幻想が崩れ、4か月が無駄だったと突きつけられた瞬間でした。失敗が教えてくれた、本当の痛みと教訓痛みは「新規事業の失敗」だけではありません。自分が不在だったことで既存事業の質が落ち、売上も下がったのです。失敗時の想定や対策を持たず、ワクワクで視界が狭くなっていた——経営者としての力不足でした。振り返って出た学びは2つです。早く失敗する「開発に2か月かける前に、1週間で雑な企画書をお客様に見せていたら……」「1か月で失敗できていたら、赤字は最小化できたはず」。お客様の課題から始める最初に課題ヒアリングをしていれば、プロダクトの形はまったく違っていたでしょう。もしくは新規事業に突っ込まなかったかもしれません。この2点は、いま新規事業をご相談いただく際にも、常に軸としている視点です。だから私たちは、「実行するパートナー」になる計画やアイデアだけでは意味がありません。市場に問い、早く失敗し、学ぶことこそが成長の唯一の道。そのために、徹底して実行することが重要です。だから私たちは評論家的に「ああしろ、こうしろ」と提案するだけではなく、隣でいっしょに汗をかき、素早くPDCAを回す「実行パートナー」として存在することにしました。もしあなたがいま、新規事業のスタートラインで期待と不安のなかにいるなら、当時の私と同じ失敗をしてほしくないと強く思います。実行の手が足りないと感じるなら、私たちのような伴走者と走るのも一つの手です。まずは「壁打ち」から最初の一歩として、現状を把握するための30分の無料壁打ちを受け付けております。お気軽にご相談ください。